音を聴いているのは耳ではなく「脳」なんです。

目が悪くなる事と、耳が遠くなる事は良く似ていると言われています。それは、物や音を「認識」するプロセスが似ているからです。普段私たちは、目の前にある物を「目」で見て、それが何であるかを「脳」で判断し、認識しています。だから、目が悪くなると視界がボヤけて、そこにあるものが何なのか判断しにくくなるのです。あなたがこの文章を読んで言葉を認識できるのも、目で見た情報を脳で仕分けして、それが何の言葉であるかを判断しているからなんです。

耳も同じです。耳から入った音が「脳」に伝わり、そして脳がその言葉が何であるかを認識しています。目が悪くなる事と同じ様に、耳が遠くなると、脳に伝わる音の情報が少なくなり、脳で判断することが難しくなるのです。

聴こえると聴き取れるは違う

「聴こえる」と「聴き取れる」は全然ちがう

重度の難聴でない限り、何か音が鳴れば音の情報は耳から脳に伝わります。そう、これは音自体は聴こえている状態なんです。しかし、この音が判断できない。聴こえるけれど、何と言われたか分からない。これが「聴き取れない」と言う状態です。「聴き取れない」と言う状態は、日本人にとってはとても難関な問題です。何故なら、日本語は「子音」と「母音」で作られていて、「子音」と「母音」のどちらが聞き取りにくい状態でも、結果的に聴き取れない状態に陥ります。更に、日本語には発音もイントネーションも似た言葉がたくさん存在しますからね。

聴こえない言葉の例

「聴き取りにくい」と言う状態を例えるならば、左図の様に「あ」「ま」「し」と言う文字の情報が不十分な状態で脳に届く事と同じです。…何が書いてあるのか分かりませんよね。

「あ」なのか「お」なのか、「ま」なのか「は」なのか…。常にこの状況に晒されているのが「難聴」と言う状態なのです。

もっと具体的な単語で例えると、「在宅」が「大多数」に聴こえたり、「第一志望」が「体脂肪」に聴こえたり、「廃止」が「配置」、「形状」が「言動」に聴こえたり…。それと常に直面している状態。…本当に「聴き取れない」と言う状態は不便なんです。

だからテレビの音を上げてしまう。

それでなくとテレビのニュース等は同じような発音の言葉が連続で沢山出てきますよね。そして、ニュースキャスターの声は聴き取れても、ゲストのコメンテーターの声が聴き取れない。これはプロのニュースキャスターのようにハキハキと聴き取りやすい発生をしていないから。ハキハキと喋る事は「子音」を強調して喋ると言う事ですので、「子音」が聴こえにくい方にはハッキリ喋ってもらわなければ、とても聴き取りにくい発音になってしまうのです。

さて、難聴にも視力と同じように、軽い状態から重い状態まであります。それぞれの難聴がどのような状態なのかを見てみましょう。

聞こえのチェック項目
(ご本人、ご家族でチェックしてみてください)
軽度難聴 (平均聴力:26~40dB)
■隣の部屋や後方での会話に気づかないことがある。
■家族から、テレビの音が大きすぎると言われることがある。
■話を正確に聞き取れないのに、相づちを打つことがたびたびある。

最大音響利得が25~30dBの補聴器・集音器をお勧めします。

中等度難聴 (平均聴力:41~70dB)
■電話の声が聞き取りにくいことがある。
■病院や銀行などで名前を呼ばれても、聞き逃すことがある。
■大勢の中での会話が難しい。

最大音響利得が30~50dBの補聴器・集音器をお勧めします。

高度難聴 (平均聴力:71~90dB)
■普通の会話がほとんど聞き取れない。
■耳元での大声でなければ聞き取れない。
■電話での会話はほとんど聞き取れない。

最大音響利得が50~70dBの補聴器・集音器をお勧めします。

重度難聴 (平均聴力:90dB以上)
■耳元で大声で話しかけられても聞き取りにくい。
■目の前の電話のベルが聞き取れない。
■車のクラクションが聞こえないことがある。

最大音響利得が70~90dBの補聴器・集音器をお勧めします。
※当店では、重度難聴対応の補聴器・集音器の取り扱いがございません。

聴こえると聴き取れるは違う

難聴は大きく分けて4段階!そのほとんどは軽度難聴なんです!

難聴の中でも人口が一番多いといわれる「軽度難聴」。会議や寄り合いなどの、複数の人たちが喋り合う環境で聴き取りにくい…。ぼそぼそと喋る人の声が聴き取れない。そんな、ところどころで聴き取りにくさを感じる方が軽度難聴です。軽度難聴は「まだ補聴器は必要ない」と感じている方々が殆どで、補聴器を使わない方がたくさんいます。

しかし、そのまま軽度難聴を放置してしまうのは良くありません。あまりに高齢になると自然に、仕事などで人と会う機会も減り、補聴器の必要性も減っていきます。しかし、いざ必要となった時、そこから補聴器のある生活に適応していくのはとても大変なことです。先延ばしにすればするほど、後で苦労してしまうのです。早いうちから補聴器をつけていれば、いくつになっても補聴器を有効に使う事ができるようになります。

では、いったい補聴器はどのタイミングで利用するべきなのでしょうか?

聴こえると聴き取れるは違う

「聴き取りにくい」と感じたら補聴器の探しどき!

普段の生活で不都合が生じたら、補聴器を使い始めるタイミングです。出来る限り早く補聴器を使い始める事で、自分にはどのような補聴器が適しているのかを吟味できます。また、高額な補聴器を使わなくとも、自然と補聴器のある生活に「脳」を慣らしていくことができます。

さらに、何度も聞き返す事を防止することで、コミュニケーションもスムーズになり、家族との関係性も良好に保ちます。現在では、軽度難聴の方でも雑音が気になりにくい「デジタル式補聴器」も低価格で購入することが可能です。アナログ式の補聴器よりもデジタル式補聴器の方が雑音制御機能に優れているため、補聴器選びに失敗しない為にも、軽度難聴の方にはデジタル補聴器をお勧めいたします。

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日本語の「子音」の部分をしっかりと強調するデジタル補聴器です。高音の聴き取りにこだわり、世界初のチャネルフリー技術による高度なデジタル処理を行う事で、ご高齢の方が聴き取りにくい高音域を底上げし、日本語の聴き取りやすさに特化させています。

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